最後のご挨拶

そのうち消します

読者モニターに応募した結果、全SNSをやめる羽目になった人の話2

1からの続きです。

 

 

 

 

色々辛くなって来てモニター辞退の旨をメールしたら編集長さんから返事が来て

 

編集長さんは

「こちらの落ち度でございますので、ご辞退はもちろん結構でございますし、
よろしければ本来のモニターの任期まで謝礼と雑誌の送付を続けさせていただければ、 と存じますがいかがでしょうか。
もし、雑誌は不要ということでしたら謝礼だけでもお振り込みさせていただければ… 」

と言ってくれてたけど

「しばらく考えさせてください。」としか言えずでした…

 

 

SNSで重ねて来た日々はプライスレスな気がしてならなくなって来て、

家族や友達は「お金も雑誌ももらいなよ」って言うけど受け取ったら今までの自分に値段がつけられた気がしてしまう。

 

 

でも受け取らなかったらきっと始末書一枚にもならない、仕事上のちょっとしたミスになるんだろう。

(自分の会社は損金が出ないと軽い注意喚起のみです。)

 

なぜか突然雨の日の翌日地表に這い出たミミズが陽光に焼かれて身をよじる姿を思った。

彼らは「どうして自分がこんな目に」という気持ちで暴れてるのかもしれない。

同じようににょろにょろしてるけどそのうち蝶になる青虫と違って、一生何者になることもないミミズ。でも彼らにも彼らなりの幸せがあったと思うよ。

 

自分のイラストなんて世間的にはなんの価値もない。

やっぱりモニター代だけはもらうべきなんだろうか。

わからない…誰か正解を教えてください…

 

 

 

情緒がぐちゃぐちゃになってここまで書いて放置していました。

一連の出来事が一応決着したので加筆修正をしてこのブログをアップしています。

 

 

 

 

 

 

と悩みつづけて一週間。

 

 

!!!!ここからは出版社様への愚痴なので注意!!!!!

 

 

家族や友人に相談した結果、子供は本を楽しみにしているし次に進むためにも「やっぱり雑誌とお金はもらおう!」と意を決して電話をしました。

編集長さんは不在だったので担当者の人につないでもらうと開口一番

 

担当者「なんですか?」(キレ気味)

 

自分「えっと…モニターの件で…編集長さんからは何も聞いてないですか?」

 

担当者「聞いてないです」(キレ気味)

 

自分「えっと……」

 

担当者「あ、すみませんでしたー」(キレ気味)

 

 

(;゚д゚)!!!?

  

 

 

聞き間違いかと思いましたが確かに担当者さんはキレ気味でした…。

それを聞いてこっちもムカ着火ファイヤーしてしまい怒りで震える声で「また掛け直します」とだけ伝えて電話を切りました。

 

 

その後すぐ編集長さんから折り返しの電話がかかってきたのですが

 

「こういう時は嘘でも謝罪から始めた方がいいのでは」

「また対応を考えて連絡します」

 

とだけ答えて電話を切りました。

 

怒りに任せてその担当者さんの名前でググったら出身大学と在学していたゼミ、卒業年(おそらく新卒)果ては論文まで出てきました。(珍しい名前だったので)

「こういうことがあるからネット上では名前は伏せておきたいんだよなあ」と思った次第です。

 

 

そのあとは法テラスや弁護士さんに相談しました。

ついでに日本雑誌協会に通告しようかなどと考えていたのですが、1ヶ月ほどクールダウンしている間にやはり大好きな雑誌だし、相手を傷つける方法ばかりを考えてはいけないと思い直し編集長さんに電話をすることにしました。 

 

 

「雑誌と謝礼は受け取る」で行こうということで編集長さんと話しました。

 

編集長さん「社内でも問題だということで他部署と事案を共有しました。」

編集長さん「うちにも子供がいるのでお気持ちはわかります。」

 

とおっしゃってくださって…

 

書きためた記録が消えてしまったこと、唯一の趣味が奪われたこと、身バレを避けるために同じ場所には二度と帰れないこと…

そして大好きな雑誌・出版社を恨まざるを得なくなった現状が辛くなって泣いてしまったのですが、なんとか話すことができました。

 

 

不思議とすっきりして「これでよかったんだよね。」「もう二度と連絡をすることはない編集長さんさようなら…」と、その日は久しぶりに心地よく眠れました。

 

 

 

 

 

 

 

が、

 

 

 

 

 

いつまで経っても雑誌が届かない

 

 

発売日から10日過ぎても届かないので二度とどころか前回の電話から2週間で電話しました。

 

 

 

編集長さん「調べます!!!」

編集長さん「郵送する部署までは行っていたのですがそこで止まっていました。すぐ送ります。

 

 

 

 

 

う〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん???????????

 

 

 

 

 

多分嘘じゃん!!!?!!!!?!?

 

「宿題やったけど家に忘れました。」の手法を大手出版社にやられるとは思っていませんでした。

編集長さんの優しい言葉も全部うそなんだろうな…なんかちょっと笑えました。

 

「すぐに送ってくれるなら…」と思いその場はそれで終了。

 

そして、届いた雑誌を見てみたら

 

 

 

これ…

 

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なんか折れてるし

 

 

もう爆笑しました。

ペラ紙に適当に書いた謝罪文ならない方がマシなんだよなぁ…

 

 

 

こんなんいうのもなんなのですが、一連の対応に自分が真島吾朗だったら重機で本社ビル引っこ抜きに行きたいほど腹が立ったので企業として謝罪のマニュアルみたいなのは作っておいた方がいいと思いました…

 

やべーやつなら暴れるぞ、マジで。

 

大手なので特に…

あと相手も人であり読者だからさ…頼む…

大好きな雑誌が大好きだった雑誌に変わりました。

 

 

長くてすみませんまだ続きます

 

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